静岡県で園児がバスに置き去りにされ死亡した事件から1年となる5日、宮崎市では保育関係者を集めた講演会が開かれました。

県保育連盟連合会が開いた講演会には、保育園の園長など関係者およそ170人が参加。

ことし4月に発足したこども家庭庁の馬場耕一郎教育・保育専門官が、静岡県でのバス置き去り事件を受け、保育の現場での注意点について講演しました。

(こども家庭庁 馬場耕一郎教育・保育専門官)
「園長先生の立ち位置が、自分もミスをするかも分からないからみんなで支えあいましょう、みんなで協力しあいましょう、その立ち位置が大事かなと思っております」

(宮崎県保育連盟連合会 杉田哲郎施設部長)
「みんなの点呼が子どもを守るというところになりますので、点呼の強化を改めて確認をしていきたいと思います」

参加者は、子どもの安全を守るために徹底すべきことを改めて確認していました。