八幡平の観光名所として人気の「ドラゴンアイ」に注目します。雪解けが進み今はどんな姿をしているのか、13日、取材しました。自然の造形を見るだけでなく、食べたり飲んだりできるスポットも紹介します。

 岩手と秋田にまたがる標高1613メートルの八幡平。4月末には一面が雪に覆われていましたが、2か月が経ち…様変わりしています。

(リポート)
「アスピーテラインの駐車場からゆっくり歩いて15分程です。登山道も雪がすっかりなくなって歩きやすくなっています。さあまもなく見えてくるころだと思いますが、あ!ドラゴンアイが見えてきました。しっかり開眼しています」

 山頂付近にある鏡沼に降り積もった雪が、リング状に雪が解け竜の目のように見えることで近年注目を浴びている「ドラゴンアイ」。
 雪解けは、平年よりやや遅く推移しているものの、青く澄んだ水と白い残雪のコントラストが訪れた観光客を魅了しています。
 
 しかしドラゴンアイはいまや見て楽しむだけではありません。

 八幡平市の観光農園サラダファームでは、ドラゴンアイを「味わう」ことができます。

(サラダファーム トムテの森 瀬川徹パティシエ)
「全体的にみてドラゴンアイだとわかる構成にしていますし、基本的に白と青、空や水の色とかをイメージして作っています」

 おすすめは土日祝日限定のデザートプレート、まさに食べるドラゴンアイです。

(リポート)
「さわやかですね。さっぱりとした後味、スッキリの甘さ、そして、ゼリー、チョコミントと相性ばっちりです」
(瀬川徹パティシエ)
「ふちの青いのはですね、ミントのエキスを練りこんだソースなんですけれども、あと水色のゼリーはバタフライピーのゼリーになっておりますし、下の白い層はパンナコッタですので、合わせて食べていただけると良いかなと思います」

 見頃を迎えた自然が生み出した神秘の風景、ドラゴンアイ。見て、食べて、飲んで、魅力を満喫してみてはいかがでしょう。