■見直し先送り毎月100万の“文通費” 吉川議員への支給も継続 

ホランキャスター:
吉川さんにも関わってくることですが、このまま議員を続けるということになると、議員報酬に加えて、これまで議論になってきた「文通費」も支給されることになります。文通費(=文書通信交通滞在費)とは、給与やボーナスとは別に国会議員1人当たり毎月100万円支給されるものです。
これ税金がかからず、領収書の提出も不要だったのですが、「日割りにしなきゃおかしいんじゃないか」「そもそも使ってる目的を示してください」ということが求められ、2022年4月に法改正によって名称が「調査研究広報滞在費」に変わりました。日割り支給は可能になったんですが、使い道の具体的な範囲や公開のあり方については国会での結論は出せない、断念ということになったわけです。
6月以降も吉川議員には支給されるということに、おそらくなりますので、果たしてこのままでいいんでしょうかというところです。

井上キャスター:
全く理解できないんですが、別にどこまでの範囲を公開すべきかっていう議論ではなくて、税金ですので全て公開していただいて、必要なものはもちろん税金で賄うというのは当たり前だと思うのですが?

星氏:
150日間の通常国会で、この文通費の問題は一体何をやってたんだということになりますよね。結局このご時世で、税金について領収書も報告も公開もないまま使う、掴み金というようなことはもうありえない。そこを改善できないとなると政治は一体何をやっているんだということになります。ただやはり何と言っても政権与党の自民党がリーダーシップをとってやるべき話でしたので、やっぱり自民党の責任は大きいと思いますね。

井上キャスター:
永田町の常識として、この一般的な民間企業の感覚が逆におかしいっていう感覚なんですか?

星氏:
永田町の常識が世間の非常識っていうのは、まさにそのことだと思いますね。使えるものは何でも使ってしまおうっていう心理があって、ただ真面目にやっている人もいるんですよね。真面目にやっている人はかなりの部分いるので、その人たちが非常に迷惑を受けているっていう、非常にそういう意味では悪い例だと思いますので、そこを改善するのが政治の力だと思いますけど、それができないというところにやはり今の政治の深刻な欠陥があると思います。