水素やアンモニアの供給拠点の整備に向け、コンビナート企業などでつくる連携会議が今年度中に山口県内の需要量を取りまとめることを確認しました。

会議には岩国、周南、宇部・山陽小野田の県内3つの地域のコンビナート企業や金融機関などが参加しました。

村岡嗣政 山口県知事
「本県全体の産業力、そして国際競争力のすう勢に大きく関わってくる大変重要な取り組みであると」
山口県は2022年10月、「コンビナート低炭素化構想」を策定しコンビナートのカーボンニュートラルの実現に向けて取り組みを進めています。
水素やアンモニアは二酸化炭素を出さない次世代のエネルギーとして注目され、国は供給網の構築に向け今後10年間で官民合わせて7兆円以上の投資を見込んでいます。
また国内で大規模に利用するための供給拠点を今後10年間で8か所程度整備する方針で、対象の地域に選ばれると国から重点的に支援を受けることができます。

会議では、選定に向け県内のコンビナート企業の水素やアンモニアの需要量を今年度中に取りまとめることを確認しました。県内では、出光興産徳山事業所が周南コンビナート企業と共同でアンモニアの供給拠点の整備を進めています。














