神楽のユネスコ無形文化遺産への登録を目指す協議会のメンバーが、4日、文化庁を訪れ、早期登録へ向けた要望書を提出しました。

全国の神楽の保存団体などでつくる「全国神楽継承・振興協議会」は、ユネスコ無形文化遺産への登録を目指し、去年10月に発足しました。

4日は、協議会の会長を務める高千穂神社の後藤俊彦宮司や河野知事らが文化庁を訪れ、早期登録を要望しました。

協議会が、国に要望書を提出するのは初めてだということです。

後藤会長によりますと文化庁の担当者は、「神楽の振興のためにできる支援を行っていく」と述べたということです。