長時間勤務が原因で適応障害を発症したとして、神戸のラーメンチェーン店の社員が提訴しました。

 訴えを起こしたのは、神戸市を中心にラーメン店を展開する「神戸の中華そば もっこす」で働く20代の男性社員です。訴状によりますと、男性は2020年に店長に昇格しましたが、人員不足が常態化する中、社長から人件費を抑えるよう指示され、時間外労働が増加したということです。男性は長時間労働の結果、適応障害を発症したとして運営会社に対し、未払いの残業代など約1900万円の支払いを求めています。

 男性によりますと、休みは週に1回が基本で、月の残業時間は多いときで170時間を超えていて、男性は去年2月から休職し、すでに労災認定されているということです。

 (提訴した男性)「中小企業だろうが大手の企業だろうが、国が定めた基準を守るのは当然。人手不足だと僕は言い続けてきましたが、人件費がかかっているという理由で人件費の削減を求められた」

 会社をめぐっては、従業員に労使協定の上限を超える時間外労働をさせたとして「もっこすフーズ」と男性社長(40代)が今年8月に書類送検されています。