富山県内の7月の有効求人倍率は1.43倍と、2か月連続で前の月を下回りました。富山労働局は物価高が雇用に与える影響について注意する必要があるとしています。

富山県内の7月の有効求人倍率は1.43倍で、前の月に比べて0.02ポイント低くなりました。前の月を下回るのは2か月連続となります。また、全国平均は1.29倍で、富山は全国11位となっています。



県内の雇用情勢について富山労働局は「求人が求職を上回って推移しているものの、求人の動きに足踏みがあり、改善の動きにやや弱さがみられる」とし、判断を据え置いています。

そのうえで「物価上昇が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」としています。