
親子3人については、刑事責任能力を調べるため、来年2月末までの半年間の予定で、鑑定留置の措置がとられました。

札幌地裁で1日、両親に対する鑑定留置理由の開示手続きが行われ、弁護人などによりますと、出廷した修容疑者は「娘が取り返しのつかないことをし、道義的責任を感じている。被害者や遺族にお詫びする」と瑠奈容疑者の犯行を認め、初めて謝罪。
浩子容疑者も「このような重大なことになり、心から申し訳ない」と謝罪しました。

また、弁護人から、いつ犯行を知ったのかと問われると、両親は揃って「事件当日の7月2日、瑠奈容疑者の帰宅後」と説明し、計画段階から認識、関与などの共謀について、あらためて否認しました。
さらに、両親は、それぞれの刑事責任能力について「問題ない。起訴されても争わない」としました。