災害に備えるためには、過去にどのようなことがあったのかを知る、残していくことも必要です。青森県では八戸市など4つの市と町が、東日本大震災による被害の写真や資料を継承するため「青森震災アーカイブ」としてインターネット上で公開していました。しかし、この先の災害への対策や維持費用の負担などから現在は公開が停止されていて、関係自治体では新たな運用方法を模索しています。


青森県では八戸市と三沢市、おいらせ町、それに階上町では、2011年に発生した東日本大震災で、被害を受けた県内の写真や動画、資料など約10万点を2014年から「青森震災アーカイブ」としてインターネット上に公開していました。しかし…

八戸市災害対策課 高村勝典課長
「こちらが青森震災アーカイブで現在は公開を停止している状況です」

2021年6月から震災を伝える貴重な資料の数々を見ることができなくなっています。停止前は年間で約10万件のアクセスがありましたがサーバーの維持やセキュリティー面、そして、この先に起こりうる災害への備えなどにかかる費用の増加などもあり公開を停止せざるを得なくなりました。

八戸市災害対策課 高村勝典課長
「(館内放送後撮り直し1問目後半)このアーカイブには大変貴重な資料が収められておりまして、新たな形で公開できるよう現在移行作業を進めている」

過去の災害からの教訓は継承すべきとして、八戸市では国立国会図書館にデータを移行する案を検討していて、他の3つの市と町も同意の意向を示しています。

八戸市災害対策課 高村勝典課長
「多くの方にご覧いただき、多くの場面で防災、減災に役立てていただきたいと思っています」

データの移行作業は準備が整い次第、着手して、完了させたいとしています。