フランスで開催された日本酒や焼酎のコンクールで、宮崎県都城市の柳田酒造の麦焼酎「青鹿毛」が最高賞を受賞しました。

毎年、フランスで開催されている日本の酒のコンクール、「Kura Master」。

今年、本格焼酎・泡盛の部門には、85の蔵元から187の銘柄が出品され、審査の結果、最高賞にあたるプレジデント賞に都城市の柳田酒造の麦焼酎「青鹿毛(あおかげ)」が選ばれました。

「青鹿毛」は、国内では25度で販売されていますが、今回、柳田酒造はヨーロッパの文化に合わせて41度の度数で出品し、審査員からは香ばしい風味などが評価されたということです。

(柳田酒造 柳田 正 代表)
「賞をとるのが実は目的ではなくて、海外の審査員の方に色んな焼酎を飲んで関心を持ってもらう、もしくは驚いてもらう、また日本に来て焼酎の蔵を見たいと思わせたい、そういった気持ちでコンペティションにチャレンジしています」

柳田酒造では現在、フランスやイタリアなどヨーロッパを中心とした12か国に焼酎を輸出していて、今後も積極的に海外展開を図りたいとしています。