全国で農業の担い手不足や高齢化が課題となる中、『ロボット』は“救世主”となるでしょうか?
自らが培った技術で農業の負担を減らそうと、ロボット作りに長けた若者たちが新潟県でベンチャー企業を立ち上げ、全く新しい“草刈りロボット”の製作に挑んでいます。
彼らが描く未来とは…
「夏場の草刈りは非常に大変」

大豆畑の畝の間をぐんぐん進み、手間のかかる畑や田んぼの草刈りを“自動で”担ってくれるという「草刈りロボット」を開発しているのは、新潟県長岡市に誕生したばかりのベンチャー企業『FieldWorks(フィールドワークス)』。
長岡工業高等専門学校(高専)から長岡技術科学大学と進み、“ロボット”の設計や技術を学んだ山岸開さん(26歳)と小黒司友さん(25歳)の2人が、今年6月に立ち上げたばかりの会社です。

実家がコメ農家だというメンバーの声をきっかけに「草刈りロボット」の開発を始めたそうです。
【FieldWorks 山岸開 社長】
「『夏場の草刈りが非常に大変だ』という話を聞いて、『そういう作業を楽にできるロボットを作れないか』と…」