飼い猫の治療費をクラウドファンディングで募っただけで寄せられる「詐欺まがい」などの誹謗中傷・・・侮辱罪の厳罰化を盛り込んだ改正刑法が成立、きっかけは2年前自ら命を絶ったプロレスラー・木村花さんへの誹謗中傷でした。

■「詐欺まがいのクラファン」女性に寄せられる誹謗中傷とは


恐る恐るカメラに近づくのは1歳のネコ「きゅん」。飼い主の小林さん(仮名)と関西で暮らしています。

飼い主 小林さん(仮名)
「全部合わせて1日1万4000円超。やっぱりものすごく薬が高いので」


「きゅん」は致死率が100%近いと言われる「猫伝染性腹膜炎=FIP」という病気を患っていて、高額の薬が必要だといいます。

そこで、小林さんはクラウドファンディングで治療費を募ることにしました。しかし・・・

寄せられた誹謗中傷


ツイッターの書き込み
「詐欺まがいのクラファンしてる方のほうが捕まりますよ」
「他人にお金を無心する図々しさがそのまま体形に現れているようですね」


誹謗中傷のメッセージが多く寄せられたのです。

飼い主 小林さん(仮名)
「周りの人も助けてくれてはいたんですけど、ちょっと精神的に参ってしまって」

■“侮辱罪の厳罰化”で何が変わる?


こうしたネットでの誹謗中傷をどうしたら取り締まることができるのか?6月13日、その対策として、改正された刑法が成立しました。


その内容は「侮辱罪」の厳罰化
これまでは▼30日未満の「拘留」、または▼1万円未満の「科料」でしたが、「軽すぎる」との指摘もありました。今回の改正で、▼1年以下の懲役と禁錮、そして▼30万円以下の罰金に上限が引き上げられることになります。