■人気動物園も旅行機運に期待 夢のある“夏のとんでも企画”
6月12日、上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」が5歳の誕生日を迎え、千葉市の動物園では人気者の風太くんも復活。今、何かと話題の動物園。“夢のある企画”が続々と進行しています。
「風太くんがいました。ゆっくりと歩いていますね」
千葉市動物公園で久しぶりに姿を見せたのは、レッサーパンダの風太くん(18歳)。
4月に体調不良で公開を見合わせていましたが、体調が回復し、6月9日、約2ヶ月ぶりに展示を再開しました。
風太くんの飼育員 水上恭男さん
「まだまだ元気ですので、これからも非常に元気な風太くんを見ていただければ幸いです」
また、この夏にはとんでもないイベントを計画中!
サファリガイド 太田ゆかさん
「皆さん準備はいいですか?行きましょう」

千葉市動物公園 広報 和田寛之さん
「どんな動物に出会えるのかというワクワク感、ドキドキ感をぜひ感じていただければなと思います」
夏は暑さのせいで客足がなかなか伸びにくいといいます。でも、暑さに負けないような魅力あるイベントで客を呼び込みます。
千葉市動物公園 広報 和田さん
「だいぶ旅行なども活発になってきていると聞いてますので、皆さんを万全にお迎えするために、職員一同全力で準備をしております」
■触れ合える動物ガイドが再開 “イケメン動物を選ぶ”企画も
緩和の動きを受け、宇都宮市にある宇都宮動物園では、新型コロナの感染拡大後、ほとんどのイベントが中止になっていましたが、5月から夏を見越して、“動物たちとふれ合う”ことができる「動物ガイド」が再開されています。目の前で大きく口を開けたカバに餌やりができる「カバガイド」。直接触ることもできるんです。さらに6月に再開したのが、実際にリスザルとふれ合える「リスザルガイド」も。


「2年3年でですね、うちの飼育員もそれなりに色んな勉強をしましたので、ただ触れ合うだけではなくて、動物園を博物館として皆さんに紹介できるような、そんな取り組みに力を入れるようになってきました」