カエルと一緒、ぴょんと飛躍の夏休み…

この日、瑠煌斗くんがいたのは閉園後のミラージュランド。

瑠煌斗くん:「じゃあ母さん、モリアオガエルからやろ?」(泳ぐ)
瑠煌斗くん:「ニホンアカガエルが泳いでるのをたまたま見て、泳ぎ方が他のカエルよりなんか変だなって思って、やっぱりカエルは泳ぎ方が(それぞれ)違うのかなと思って」

こちらが本物のニホンアカガエルが泳いでいる映像です。瑠煌斗くんが再現してみると…。

瑠煌斗くん:「一生進まん、進まない」

瑠煌斗くんは、去年から8種類のカエルの泳ぎ方を比較研究していて、自分で泳ぎやすさを調べています。今回、その実験にミラージュランドが全面協力。お客さんが帰った後の「流れるプール」でカエル泳ぎの実験ができることになりました。

瑠煌斗くん:「モリアオガエルより断然楽だった」

瑠煌斗くん:「無理だ、これ。二ホンアマガエル、無理」

実験を見守っていた魚津水族館のスタッフは…。

魚津水族館 泉拓朗さん:
「泳ぎ方の違いとかをくらべてみたいっていうその着眼点が、僕たちにはあまりなかった発想なので、それをさらに自分で泳いで体験してみるっていうのはすばらしいと思います」

父・徹さん:「好きなことを一生懸命やるっていうのは非常にいいことだと思いますし、積極的にやるので我々親は応援してあげようかなと思っています」

ことしの自由研究をまとめる中で、瑠煌斗くんが
気づいたことがあります。

瑠煌斗くん:「(入善町の定点観測している水辺で)2021年に合計で卵塊が192個あったんですけど、2022年には168個になって、2023年に131個になりました」「30個ずつ減ると5年後にはもう卵塊ができなくなる」
記者:「それくらいの環境の変化が起きてるってこと?」
瑠煌斗くん:「はい」

夏休み中に務めた「かえる先生」でもみんなに伝えてきました。

瑠煌斗くん:「富山の自然環境を守り、いろいろな生物がいつまでも生きられるようにぼくたちができることを考えて一緒に取り組んでいきましょう」

カエルと一緒にぴょんと飛躍した夏休みでした。

記者:「小学校最後の夏どうですか」
瑠煌斗くん:「すごいいい経験できたなって思います。自由研究まだ終わってません」