春から夏にかけて、南国から日本にやってくる渡り鳥といえば “ツバメ”です。
備前市に、150年以上巣作りを見守っている老舗の醤油蔵があります。現在蔵には27もの巣があり、今年も愛らしい姿を見ることができます。
■ツバメの巣を150年守り続けてきた老舗の醤油蔵

「ぴよぴよ」
ひょっこり顔を出すのは、遠く離れた南国からやってきたツバメです。


鷹取醤油では、1905年の創業前から150年以上にわたり、ツバメの巣作りをそっと見守っています。
(鷹取醤油 鷹取宏尚社長)
「土が乾いてないので。ちょっと色が違うでしょ」
(杉澤キャスター)
「いつぐらいから巣を作り始めたんですか?」
(鷹取醤油・鷹取宏尚社長)
「2週間ぐらい」


27個あるツバメの巣。そのうち2つは、作っている最中です。
■カメラは、親の居ぬ間に卵の姿を捉えた!(ごめんね)


(鷹取醤油 鷹取宏尚社長)
「ここはもう巣立ったけどね。いま子どもが帰ってきてるね。この子ら練習中です。飛ぶ練習、エサを捕る練習」

今年、最初にツバメがやってきたのは3月10日。既に10家族の子どもが巣立っていますが、新たに産まれた卵も。