値上がりが止まらず、もはや限界という声も聞かれます。青森県内のガソリン価格が15年ぶりに181円台になり、過去4番目の高値をつけました。

資源エネルギー庁が発表した8月28日現在の青森県内のレギュラーガソリン価格は、1リットル181円となりました。前週からは1.1円の値上がりで、15週連続の上昇です。181円台は15年ぶりの水準で、過去4番目の高値です。また、ハイオクは192.1円、灯油は120.5円といずれも上昇しました。価格の上昇は、円安で原油の輸入価格が上昇していることや、政府が石油元売り会社に支給している補助金の段階的縮小が要因です。政府は補助金の10月以降の延長方針を決めましたが、価格を調査した石油情報センターは、来週のガソリン価格について「小幅に値上がりする」と予想しています。