30日、発表された宮崎県内のレギュラーガソリンの1リットルあたりの平均価格は187.4円と、先週の過去最高値をさらに更新し、13週連続の値上がりとなっています。

石油情報センターによりますと、8月28日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり187.4円で、前の週より2.6円値上がりしました。

過去最高値をさらに更新し、値上がりは13週連続となっています。

また、ハイオクも、県内で過去最高値となる198.5円で、前の週より2.7円値上がりしました。

県民の生活に直撃するガソリン価格の高騰。
こうした中、政府・与党は、来月末で期限を迎える燃料油の高騰対策を延長し、ガソリンの小売価格を、1リットル当たり170円台に抑える方向で調整に入りました。

(ドライバー)
「少しでも安くなると助かりますね。仕事でよく車を使うんで。(今は)1か月に2万、3万いるところを半分くらいに節約して、遠いところにはなかなか行けないですね」
「もうちょっと下げてもらえないかな、もうちょっと頑張ってほしいですよね、政府の方には。田舎の方は車社会なので困りますね」

石油情報センターによりますと、段階的な補助金の削減や円安などにより、ガソリン価格は来週も小幅な値上がりが見込まれるとしています。

(スタジオ)
今回取材させていただいた宮崎市内のガソリンスタンドでは、満タンではなく少量だけを入れる客が増えているということです。

石油情報センターでは、今後、補助金拡充の動きによっては、再来週以降にも価格が下がっていくとみています。