大雨や豪雪時に幹線道路などを走る車両の緊急待避所として商業施設の駐車場を活用する協定が29日締結されました。
協定を結んだのは小矢部市と三井アウトレットパーク北陸小矢部を運営する三井不動産、国土交通省の3者です。

協定は先月の豪雨災害など近年の異常気象を受けてのもので、災害時に幹線道路などを走る車両の緊急退避先として三井アウトレットパーク北陸小矢部の一部駐車場とトイレの提供が決まりました。

去年12月には大雪による集中除雪作業のため国道8号が全面通行止めとなり、周辺の道路が大渋滞しました。

アウトレットパークの駐車場は600台停めることができ、足止めを余儀なくされた車両が迂回できる場としても活用することができます。

小矢部市 桜井森夫市長:「特に豪雪、我々非常に心配しております。そういった中で三井不動産さんの駐車場をお借りして、そこに一旦車を移動していただく、その間に国土交通省さんとともに除雪態勢に入れると、心強く思っていまして、あらためて感謝を申し上げたいと思っております」

駐車場は29日から災害があった際に利用できるということです。