9月10日から始まる「自殺予防週間」を前に、宮崎市で自殺予防を呼びかけるキャンペーンが行われました。

イオンモール宮崎で行われたキャンペーンには、県の職員のほか、みやざき犬も参加し、買い物客に自殺予防を呼びかける啓発グッズを配りました。

県によりますと、県内で去年自殺した人の数は213人で、人口10万人あたりの自殺者数を示す自殺死亡率は20.4人と全国ワースト3位でした。

(宮崎県地域福祉保健・自殺対策担当 野口愛子 主幹)
「この1週間、なかなか眠れていないなとか、食欲がずっとないなとか、気持ちが落ち込んでなるなというのを察知したときに、『なんかあったと?』というような声をかけて、まずはひたすら(相手の話を)傾聴するということが大事です」

県は、自殺予防の取り組みとして、経済や健康などさまざまな悩みに応じるワンストップ相談会を9月10日にイオンモール宮崎で開くことにしています。