懐かしの掃除用具に・・・功績が刻まれた昔のトロフィー、図書館の本や、家庭科室で使われた食器など、訪れた人たちは思い思いに品物を持ち帰っていきます。


図書館の本を持ち帰った子ども:
「面白そうだったので妖怪とか好きなので」
母親:
「懐かしさと廃校になってしまったので切ないなという気持ちもありますけど、譲渡会ということで他の人の手に渡るならいいなと思う」

中には、こんなものを選んだ人も。

男性:
「出身校なのでこれがほしいなと思ってきました」
(なぜこれが良かった?)「なんか思い入れ、好きなんですよねこの時計」


校内放送が流れていたスピーカー付きの時計です。

男性:
「使用用途はまだわからないですけど、うれしいです」

町によりますと、あわせて147組が訪れ、備品の8割ほどを持ち帰りました。

大勢の卒業生が親しんだ思い出の品々は、また新たな場所で活用されていきます。