あの日、集会のスタッフとして現場にいたジョアンさん。こんな裏話を教えてくれました。

ジョアンさん
「キング牧師が用意した原稿には『アイ・ハブ・ア・ドリーム』なんて一言も書いてなかったんですよ。しゃべり始めて突然『アイ・ハブ・ア・ドリーム』なんて言いだしたんです」

あれから60年。キング牧師が夢見た理想の社会は実現したかを聞いてみると…

ジョアンさん
「私たちの世代で法的な差別は無くなりましたけど、隠れていた差別が今多く見られます。すべての人に対して敬意と愛を持たないといけませんね」

「正義なくして、平和なし」

26日、ワシントンでは演説から60年を記念する集会が開かれ、キング牧師が演説した同じ場所に孫娘が立ちました。

キング牧師の孫娘
「もし、おじいさんと話ができるとしたら『ごめんなさい』と言いたいです。おじいさんの取り組みをやり遂げて、夢を実現するために今もこうして集まらなければならないのですから」

差別のない社会を実現できるか。闘いは世代を超えて続いていきます。