外務省の鯰アジア大洋州局長は、在日中国大使館の楊宇次席公使に対し、東京電力・福島第一原発のALPS処理水の放出後、中国からとみられる電話や嫌がらせが相次いで発生している事案を受け、「極めて遺憾である」と伝えました。

その上で中国政府に対し、▽中国国民に冷静な行動を呼びかけることや、▽中国における在留邦人の安全確保に万全を期すること、また、事態がこれ以上エスカレートしないよう▽正確な情報発信を行うことを求めました。