各地で続く危険な暑さ。25日も全国133の地点で「猛暑日」を観測しました。そして「水不足」も深刻さを増しています。
猛暑続きで…水不足が深刻に

加藤シルビアキャスター:
日々深刻さを増している、水不足について見ていきたいと思います。
首都圏の水がめが“ピンチ”です。最大の貯水量を誇る「矢木沢ダム」の貯水率▼7月3日時点:99%→8月25日午前0時時点:38%にまで減少しています。ダムの水かさも17mも減っています。

これまでどのくらい雨が降ったのか、7月26日~8月24日の30日間合計の降水量を平年と比較して見てみます。
平年より降っていない場所は、日本海側や関東が目立ちます。一方で平年並みに降っている場所もあり、地域差があります。その原因というのが日本列島に接近、上陸した台風の影響で、雨がもたらされているということなんです。関東に関しては平年より雨が少ないところが多いといった現状になっています。

【利根川水系のダムの貯水率】
▼貯水率100%:藤原ダム、八ツ場ダム、渡良瀬貯水池、草木ダム、薗原ダム
▼相俣ダム:68%、下久保ダム:73%、奈良俣ダム:64%、矢木沢ダム:38%
貯水率100%のダムもありますが、7割前後の貯水率のダムも目立ちます。▼全体の貯水率は67%ですが、50%を下回ると「取水制限」を検討するということです。この「取水制限」が行われると生活にどのような影響があるんでしょうか?














