移住や就農に関心のある独身の人に仲間との出会いの場を設け地域を活性化していこうという取り組みが飯綱町で始まりました。
飯綱町を訪れたのは関東地方に住む2人。
「飯綱町に移住したい!」「農業をやってみたい!」という人たちに向けて、地元の企業が企画した就農体験のツアーに参加しました。
ともにニックネームの千葉県のカブさんと、東京都のしのさん。
2人とも元々農業に興味があったといいます。

しのさん:
「ちょっとだけ農業やってみたいなと思ってツアーみたいのないかなと思って。長野は昔から家族でよく来ていた」
ツアーは独身の人が対象。
地域の人など仲間との出会いの場を設けることで「交流人口」を増やし、町の活性化につなげることもねらいです。
25日は町の名産、リンゴを栽培している農家と交流し、葉摘み作業を体験します。
農家:
「全部取っちゃうと日焼けを起こしやすいので、片側だけ出るように適当に葉っぱつまんでもらえれば」
リンゴの実が均等に赤くなるために必要な作業で、2人ともていねいに摘んでいきます。

カブさん:
「わからないことだらけなので実際にアドバイスや教えてもらったりしながらできると有意義ですし楽しいです」
「自分で育てるところから加工まで関われたら面白いかなと思う」
ツアーを企画した土倉武幸(つちくら・たけゆき)さん:
「(参加者が)いろいろな感想を話してくれるので、そういう視点もあったかとすでに住んでいる人に対しても刺激になるといいのかなと。すぐ移住ということでなくても(ツアーを通して)なんらかの町に刺激が出てくるといい」
ツアーは26日までの1泊2日で行われ、冬にも予定しているということです。














