中国・上海で輸入食品を扱うスーパーや飲食店に対し、当局が"抜き打ち検査"を行ったと現地メディアが報じました。

日本の食品に対する検査強化のアピールが狙いとみられます。

検査員が手に取って確認しているのは、日本から輸入された酒類です。

中国メディアによりますと上海市金山区の市場監督管理局は23日、管轄する地域内のスーパーや飲食店で輸入食品に対する調査を行ったということです。

映像で検査員が手にしているのはほとんどが日本の食品。

現地のメディアは、「抜き打ち検査だった」と強調していますが処理水排出に絡み、日本の食品への検査を強化していることをアピールしたい狙いが透けて見えます。