秋篠宮ご夫妻を招いて2025年秋に宮城県で初めて開催される全国育樹祭の実行委員会が25日、仙台で設立されました。
仙台市青葉区で開かれた全国育樹祭県実行委員会の設立総会には、県や緑化関係団体などからおよそ60人が出席しました。
村井知事:
「本県初となる全国育樹祭の開催は、木を使い植え育てる循環の重要性を次世代に伝えるとともに、復旧した海岸防災林を通じた震災の教訓を全国に発信する絶好の機会」

全国育樹祭は、国民の森林に対する愛情を培う事を目的に、毎年秋に開催しているもので、2025年秋は、白石市と利府町を会場に全国からおよそ5000人が参加して開かれます。
総会では、育樹祭のテーマやロゴマークが募集されていることが報告され、それを使って広報活動することなどが了承されました。
県全国育樹祭推進室 齋藤成樹室長:
「県民の皆様に、森を守り育てることの大切さが伝わるような大会になればなと思います」

全国育樹祭の象徴行事である「お手入れ」では、秋篠宮ご夫妻が在位中の上皇さまと上皇后さまが植えられた樹木の枝を整える予定です。