事故はなぜ起きてしまったのでしょうか。
日本ウォータースライド安全協会の伊藤事務局長は、監視員の運行管理が適切でなかった可能性を指摘します。

日本ウォータースライド安全協会 伊藤利直 事務局長
「ウォータースライダーは通常の公園の滑り台みたいにブレーキはかけられませんので、自動的に滑っていきます。
通常1人が滑り終わるまで次を滑らせないということを監視員がやっていると思います。そういうことが疎かになっていたということではないでしょうか。
止まっている人がいた時点で、監視員が発見して、次のスタートを止めるという普通のことができなかったということではないでしょうか」

コースの途中で止まっている人にぶつかるという事故については、「これまで例がない」とのことで、事故を避けるためには、まずは監視員の徹底した運行管理が必要だということです。

その上でウォータースライダーで安全に遊ぶには、どうすれば良いのでしょうか。

日本ウォータースライド安全協会 伊藤利直 事務局長
「人間だけで滑る場合だと、あおむけに寝て足を先に出して、胸の前で手を組むような形で滑ってください。
人気があるレジャーですので、もっともっと普及してほしいというのは協会の願いです」