スクールバスで登校する子どもと地域の住民が手を振り合い、絆を深めようという取り組み、「スクフル宣言」~スクールバス笑顔で手をふろう宣言~が、25日から仙台市郊外の小学校と中学校の校区で始まりました。
このスクフル宣言の取り組みを始めたのは、仙台市青葉区の上愛子小学校と広陵中学校の校区です。

登校するスクールバスのルートに地域住民が立ち、子どもたちと手を振り合っていました。両校は、スクールバスで通学する子どもがほとんどで、スクフル宣言は、地域住民との絆を深めるのが狙いです。
児童:
「よく見えたので、手を振ってくれました。うれしいですね、元気があがって」
上愛子小・広陵中コミュニティースクール委員 早坂和博さん:
「(地域住民には)スクールバスを見守っていただいていたと思うが、今度は子どもたちもスクールバスの中から手を振っていただいて、お互いに絆が繋がっていることを感じてほしい」

今後は、毎日、スクールバスが通りがかったら子どもたちと住民が手を振り合うほか、始業式や終業式などの日は、地域住民が一斉にバスのルートに立つ予定です。