日常生活でも使われる優れた作品を一堂に集めた長野県工芸展が25日から長野市で始まりました。
工芸展は県内在住や出身の人たちの発表の場を作り、文化の向上に繋げることなどを目的に開かれていて、会場の長野県立美術館には、90点の作品が展示されています。

最優秀にあたる県工芸会長賞を受賞した佐久穂町の伴野(ともの)崇(たかし)さんの漆器は、型に麻布をかけ、漆を塗る作業を繰り返していて、美しさや軽さが評価されました。

須坂市の木村不二雄さんの染物は、葛飾北斎らの作品がモチーフで、ぼかしの技術が評価されSBC信越放送賞を受賞しました。
県工芸展は県立美術館のギャラリーで、29日まで開かれています。














