連日の猛暑と少雨で、金沢市を流れる犀川流域では、水不足への懸念が高まっています。このまま雨が降らなければ、上流のダムでは9月にも水がなくなるおそれがあり、市民生活への影響が心配されます。
金沢市山間部にあるの犀川ダムでは、平年の8月1か月間に411ミリの雨が降るのに対し、今年は24日までにわずか30ミリにとどまっていて、雨が少ない状態が続いています。

23日に撮影された写真では、満水時と比べて、岩肌がむき出しになっているのが分かります。ダムの貯水率は24日朝の時点で24.2パーセントで、このまま雨が降らなければ、9月中旬にも水が底をつく見通しです。