地方の魅力を世界に発信しようと、林芳正外務大臣と各国の大使が長野県内を訪れました。
県内を訪問したのは、林外務大臣とカナダやガーナ、ブラジルなどの駐日大使6人です。
一行はまず、諏訪市の諏訪大社上社本宮(ほんみや)を訪れ、神社の関係者などから、大社や境内の御柱などについて、説明を受けました。
訪問は、地方の魅力を世界に発信する「地方を世界へ」プロジェクトの一環。
林大臣と日本に駐在する外交団が地方を訪問し、体験などを通して外国人観光客の誘致拡大などを目指します。
午後、外交団が訪れたのは、伊那市高遠町にある寺。
江戸時代に作られたとされる石仏群を視察しました。

説明:
「触って頂くと肌の部分と服の部分で感触が違います」
一行は、江戸時代の高遠藩ゆかりの「高遠石工(たかとおいしく)」と呼ばれる職人などについて説明を受け、石仏の姿を熱心に見学していました。

ネパール・スベディ大使:
「このような機会に恵まれて本当に光栄。仏様が生誕したネパールからきてるので、感慨深いものがあった」
カナダ・マッケイ大使:
「東京、大阪以外に長野県みたいな所に(カナダ人旅行客)がだんだん行ってますので冬も夏も行ってますので大変大きなチャンスだと思う」
その後、林大臣と大使は、JICA駒ケ根を訪れ、青年海外協力隊員を目指す訓練生と気さくに会話を楽しみながら、交流を深めました。
林芳正外務大臣:
「地方の魅力を世界に発信して、インバウンド需要の喚起、地域のさらなる活性化につなげていきたい」














