新潟県内は24日も猛暑が続き、雨はほとんど降りませんでした。新潟地方気象台は、5年ぶりに「少雨に関する気象情報」を発表し、農作物や水の管理への注意を呼びかけました。

【記者リポート】「午前9時半過ぎの萬代橋です。雲一つない青空で立っているだけで汗が噴き出してくるような暑さです」

24日の最高気温は長岡市で38.9℃、新潟市 秋葉区で38.4℃、阿賀町 津川で38.3℃。など県内28の観測地点のうち21の地点で猛暑日となりました。

【街の人は】「暑い。早く冬になってほしい」

【街の人は】「もう秋冬になってほしいなって思います。(好きなのは)100%寒いのです」

新潟市内では24日も雨が降りませんでした。梅雨明けから23日までの降水量です。新潟市中央区では0ミリで平年比0パーセント。佐渡市相川では2ミリで平年比1パーセント。上越市高田は4.5ミリで平年比3パーセントなど極端に雨が少なくなってい
ます。

新潟地方気象台は、5年ぶりに「少雨に関する気象情報」を発表。

今後1週間程度はほぼ平年並の雨が降ると見込まれるものの「これまでの少雨の状態が解消される可能性は小さい」として、農作物や水の管理などに十分な注意を呼びかけています。

県内は25日も危険な暑さが予想され、予想最高気温は阿賀町津川と長岡市で38℃、新潟市中央区と湯沢町、上越市高田で36℃などと予想されています。

気象庁と環境省は25日の新潟県も厳しい環境になるとして『熱中症警戒アラート』を発表し、可能な限り涼しい環境で過ごすように呼び掛けています。