子どもたちに介護福祉士の仕事について知ってもらい、介護の「技」=技術を次世代にも伝えようという体験イベントが、岡山市北区の川崎医療短期大学で行われました。

(参加者)「簡単にできた」

介護福祉士の仕事について関心を持ってもらいたいと開かれたイベントには、親子約30人が参加しました。

介護の仕事は「体力が必要で大変」というイメージが先行していて、なり手が不足しているといいます

会場では、力をかけなくても大人の体を動かすことができる介護の「技」を、介護福祉士を目指す学生らが子どもたちに教えていきました。

(学生)「足とここをもって、足をおろしながら持ち上げる」

(介護を受けた保護者)「楽に起き上がれた」

(参加した子ども)「重たかったけどやり方を教えてもらったら上手くできた。もし家族が動けなくなったらやってみたいと思った」

参加した子ども「ベットから体を起こしたり、横に倒したりするところが(上手にできて)気持ちよかったです」

川崎医療短期大学では、子どもだけでなく、介護現場で働く人に向けた専門的な研修も行う予定です。