長野県内の今週のガソリン価格は、レギュラーの平均が192.3円となり、190円の大台を超えた先週からさらに値上がりしました。
資源エネルギー庁によりますと、21日時点の長野県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり192.3円で、初めて190円を超えた前の週より1.9円値上がりしました。
1990年以降の最高値を3週連続で更新し、14週連続で全国で最も高くなっています。
また、ハイオクは先週より2円高い203.6円、軽油は1.8円高い173.3円で、いずれも過去最高値を更新しました。
政府の元売りへの補助金は6月から段階的に縮小し、9月末で終了する見通しですが、ガソリン価格の高騰が続く中、与党などが対策を検討しています。
石油情報センターでは、原油高と補助金が減額の影響で9月末までは値上がり傾向が続く可能性があるとしています。
原油価格は中国の景気減速への懸念などから下落の動きもみられますが、円安の影響で国内での価格は下がっていないということです。














