中国、ロシア、インドなど新興5か国でつくるBRICSの首脳会議が南アフリカで開幕しました。中国やロシアは欧米との対抗軸としてBRICSの強化を目指していて、加盟国の拡大について明確な方針を打ち出せるかどうかが焦点です。

中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカの新興5か国でつくるBRICSの首脳会議が22日、南アフリカの最大都市ヨハネスブルクで開幕しました。

対面での首脳会議は4年ぶりで、4か国の首脳が会場に集合した一方、ウクライナへの侵攻をめぐってICC=国際刑事裁判所から逮捕状が出ているロシアのプーチン大統領は、訪問を見送りビデオメッセージで参加しました。

中国やロシアは欧米との対抗軸としてBRICSの強化を目指していて、加盟国の拡大について明確な方針を打ち出せるかどうかが焦点です。

議長国 南アフリカ ラマポーザ大統領
「我々はBRICSの一員になりたいという各国の様々な要望を考慮するつもりです」

BRICS首脳会議は24日までの3日間の日程で行われる予定です。