“24時間” 球審を担当する男性

この大会では幅広い世代の人に参加してもらうため、得点とは別に参加するだけで90代以上は5点、80代は3点、70代が2点、60代以下は1点が入るルールです。

そして今回、24時間、たった1人で球審を担当したのは細江健太郎さん45歳。細江さんが引き受けた背景には…
(細江健太郎さん)
「3回目の時にちょうど24時間ソフトボール大会と長渕剛のオールナイトライブが被ってしまった。ソフトボールをキャンセルした」

長渕剛さんのファン歴30年の細江さん。8年前の大会では運営スタッフの一員だったものの長渕さんのライブを優先してしまったことであまりの申し訳なさから、前回大会から球審を買って出ています。

(細江健太郎さん)
「やるなら今しかねえと自分に言い聞かせて頑張る」
そんなお父さんを気遣いながら楽しむ細江家の皆さん。長男・友朔(ゆうさく)君は小学生の部で妻の理紗(りさ)さんは女性の部で出場します。

Q子どもが打席に立つとき公平にジャッジできる?
(細江健太郎さん)
「たぶん甘めに判定します」


午後4時。試合開始から2時間。大人の部の後は小学生の部です。得点はここまで6対10で和川(わがわ)区がリード。
バッターボックスには球審・細江さんの長男・友朔君。
打ちました!鋭い当たりです。


走って走ってなんと、ランニングホームラン!!
(細江友朔君)
「皆が声かけあって協力して打って守って楽しかった」