エアコン調整とタイヤのメンテもポイント

そして、夏場のエコドライブのポイントになるのはエアコンの効率的な利用です。

JAF大分支部推進課・岩元幹太さん:
「エアコンを風量MAX、温度も一番下がった状態にして窓をすべて開けます」

JAFでは窓を閉めた場合や開けた場合などで車内の温度変化を調査。55度から最も早く温度が下がったのは、「エアコンをつけ窓を全開」にして走行する方法でした。窓を閉めた場合より早く温度が下がり、2分程度の走行で30度を切ります。

JAF大分支部推進課・岩元幹太さん:
「エアコンだけだと車内に温かい空気が充満しているので窓を開けることによってそれを一旦外に逃がすという意味でも必要」

一方、燃費が向上し、長持ちするといわれる「エコタイヤ」も注目されています。

(井口キャスター)「タイヤで燃費って変わるんですか?」
(イエローハット南大分店・江口美雪さん)「変わりますね。1~2パーセントくらい変わってきます」

イエローハット南大分店では、乗用車用のうち約7割の客がエコタイヤを選んでいるといいます。さらに、空気圧の確認でも燃費の改善が期待できます。タイヤの空気は自然に抜けてしまい、空気圧が不足していると1リットルあたり4円から7円程度高いガソリンを使用しているのと同じことになるそうです。また、こまめなオイル交換でも燃費の悪化を防ぐことができます。

(イエローハット南大分店・江口美雪さん)「定期的にメンテナンスしていただくことで車も良い状態を保てるので燃費の向上にもつながっていく」

今後も値上がりが予想されるガソリン価格。燃費を意識した運転やメンテナンスで乗り切りたいものです。