長崎県内の中小企業を4つの業種に分けた場合、建設業以外の業種では、今年第一四半期の売り上げは、その3か月前よりも改善していることが分かりました。
これは、長崎県商工会連合会が、県内179社を対象に実施した中小企業景況調査によって明らかになったものです。
この結果によりますと、今年4月から6月までの売り上げの方が3か月前よりも悪化した業種は建設業のみで、小売業、製造業、サービス業の3つの業種については、改善したとの判断が示されました。

一方、第二四半期の売り上げについては、サービス業と小売業が改善を見込んでいるものの、製造業は悪化、建設業は変わらない見通しとなっています。

また、経営上の問題点について、4つの業種すべてが原材料等仕入単価の上昇を筆頭に挙げているということです。