長野県内は大気の状態が不安定になっていて、各地で局地的な雷雨が発生しています。

長野県内は湿った空気と気温の上昇により大気の状態が非常に不安定となっています。

19日夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨が降るところがある見込みで、多い所では1時間に50ミリの降水が予想されています。

この雨の影響で、JR篠ノ井線は午後4時半過ぎから聖高原と篠ノ井の間の上下線で、またJR飯田線は午後4時過ぎから、天竜峡駅と伊那八幡駅の間の上下線で運転を見合わせています。

中部電力によりますと、午後3時前から伊那市や大町市、安曇野市など県内各地で停電が発生し、午後4時50分現在、千曲市と坂城町でおよそ600戸、豊丘村で100戸余りが停電しています。

気象台は長野、松本、大北地域に大雨洪水警報を、上田、諏訪、下伊那地域に大雨警報を出して、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。