アメリカ政府の高官は18日に行われる日本・韓国・アメリカ、3か国の首脳会談で北朝鮮への対応として、3か国での共同訓練の実施やミサイル発射についての情報の即時共有などで合意するとの見通しを明らかにしました。

アメリカ サリバン大統領補佐官
「北朝鮮の挑発に直面する日米韓3か国の安全保障面での協力強化のため、複数年にわたる共同訓練、ミサイル発射情報の共有の強化など、重要な措置を発表する」

アメリカのサリバン大統領補佐官は、18日の日米韓の首脳会談ではミサイル開発を続ける北朝鮮への対応として、▼3か国による共同訓練の実施や、▼ミサイル発射情報の即時共有などで合意するとの見通しを明らかにしました。

経済的威圧を強める中国を念頭に、半導体など重要物資での供給網=サプライチェーンの混乱を防ぐための情報共有の強化でも合意するとしています。

サリバン補佐官は「首脳会談は日米韓協力の新たな時代を示すものになる」と意義を強調しました。