過去には日本でも発生

日比キャスター:
この火災旋風は、歴史的にも発生しているものなんですよね。

歴史時代小説家 今村翔吾さん:
1657年、明暦の大火っていうのが、江戸時代に起こったんですけど、このときに、50m級の火災旋風が、3本出ているという記録が残ってるんですよね。火災旋風の恐ろしいところは、火の粉を飛ばすっていうこともあるんですけど、実際に炎の柱に近づかなくても、熱波で喉が焼けるとか、周りの酸素を奪われて窒息するとかっていうことがある。

現代の科学でも解明できてないので、当時はもう逃げるしかなかった。かなりの被害が出ているので、日本でも全然起こりうることではあるということです。

日比キャスター:
関東大震災でも、甚大な被害が出たというのは、この火災旋風の影響だったとも言われています。

井上貴博キャスター:
その当時は、なんていう言葉で表現されていた?

歴史時代小説家 今村翔吾さん:
火柱が上がっている、みたいなことで言われていた。東京だけじゃなくて、京都などあちこちで。日本は木造建築が多かったので、燃える量が多ければ、発生しやすい条件が整う。なので初期消防がすごく重要になってくる。家庭でできるように、バケツに水を張っておくことが、本当に馬鹿にならない。各家庭で気をつけるのが重要かもしれない。

井上キャスター:
起きてからだと手に負えないけれど、なるべく起きないように、できることを一つ一つつぶしていく。

歴史時代小説家 今村翔吾さん:
初動の速さでどうにかするっていうのが、火事への対策では一番かもしれない。

井上キャスター:
マウイ島の山火事については、募金受付サイトなど各所に設定されていますので、ぜひチェックしてみてください。