中野市で生産されている伝統野菜ぼたんこしょうを使った商品を、コンビニ大手のセブン‐イレブンが期間限定で販売します。
今年は地元の高校生も、開発に携わりました。
肉みそがのった具材たっぷりのパスタ。

濃い緑のトッピングは、辛さの中にうまみがあると評判の中野市の伝統野菜、ぼたんこしょうです。
セブン‐イレブンでは毎年、ぼたんこしょうを使った商品を地域と期間限定で販売していて、18日、中野市永江(ながえ)の畑で商品発表会が行われました。
10周年の今年は地元の中野立志館(なかのりっしかん)高校の3年生およそ30人が授業の一環で商品開発に加わり、生徒の代表が湯本隆英(ゆもと・たかひで)市長に完成を報告しました。
今回発売する4品のうち、高校生が開発に携わったのはパスタなど3品。

杉戸陽(すぎと・よう)さんたちが考えたのは、具材と白米にぼたんこしょうをまぜたキーマカレーのおむすびです。
杉戸陽さん:
「辛すぎないのがいいと思って、食べたときにちょうど口に少し残るくらいの辛味なんで」

鈴木快斗(すずき・かいと)さんのグループがアイデアを出したのは、「砂肝とエリンギの旨辛ぼたんこしょう炒め」。
酒のつまみにぴったりの商品を、高校生が考えました。
鈴木快斗さん:
「30代40代の人をターゲットにしようと、まずターゲットを決めて」
「辛みがアクセントになっていいです」
斑尾ぼたんこしょう保存会・大内ふじ子会長:
「いろいろな商品を考えてくださってありがたかった。伝統野菜を知ってもらうためにも、とてもいい経験だったと思う」
商品は8月22日から県内と山梨県のセブン‐イレブン659店で、9月末までの期間限定で販売される予定です。














