こちらの「甲子園」でも熱戦が繰り広げられました。高校生の華道の日本一を決める「花の甲子園」の東北大会が18日、仙台市内で開かれ生徒たちが生け花作品の美しさを競いました。
青葉区のせんだいメディアテークで開かれた東北大会には、青森県を除く東北5県から連合チームを含む14チームが出場しました。

制限時間は30分でテーマは「伝統」。各チームはその場で与えられた花をはさみを使って形を整えながら花器にいけて、3つの作品を制作しました。
そして、作品の特徴や表現した思いについてプレゼンテーションを行いました。

山形学院高校の生徒:
「花材は練習で使ったことがないものが出たが、それでも同じように(作品に)できるようにした」
涌谷高校の生徒:
「個性的な花材ばかりで驚いた。伝統のタイトルに沿うように生けるのを意識した」

審査の結果、空間の生かし方や花の色の取り合わせなどが評価された涌谷高校が優勝しました。

大会が対面形式で行われるのは4年ぶりで、優勝した涌谷高校は京都府で11月に行われる全国大会に出場します。