混乱が生じた2つ大きな原因

加藤キャスター:
どうして今回、このような混乱が生じてしまったのか。その原因を見ていきたいと思います。鉄道ジャーナリストの梅原淳さんによりますと、2つ大きな原因があるということです。静岡・三島市周辺で大雨があったこと。そして、お盆期間中の増便ダイヤということです。

16日午前8時半ごろ、静岡駅と三島駅の間で大雨が降ったことにより、運転見合わせとなりました。そこに、お盆のUターンラッシュで増便していたことで、静岡駅と三島駅に人が滞留しないようにという判断で、正午ごろ、全線で運転見合わせになりました。

梅原さんによりますと「今後も同じようなことが起こる可能性もあります。天気を見ながら出かける日程を変更するなど対策を」ということです。

ホランキャスター:
自由に休みを取ることができる時期じゃないので、この時期に行くしかないという方もいると思いますが、選択肢の中に、過去にこういうことがあったから、万が一の時は「ホテルがどの辺にあるかな」とか「こうすればいいな」というシミュレーションをしておくことも重要ですね。

今村翔吾さん:
最初は、朝10時に京都駅に行きました。「これ、動かないな」と判断して、とりあえず落ち着くまでということで、最終便に切り変えた。一旦帰ってよかったかなと思っています。まだ混雑はマシでした。

井上キャスター:
頭の中でわかっていても、実際に直面すると大変だろうし、ストレスもたまるでしょうけど、駅員も、これで何か事故が起きたら最悪ですよね。最善の策を取ったんだろうなということで仕方ないと思います。駅員さんは徹夜ですよね。

今村翔吾さん:
非常に疲れた顔をされてましたね。

井上キャスター:
トラブルは仕方ないところはあると思いますが、こういったことも頭に入れるべきなのかもしれません。