プールの水が「ぬるい」だけではない猛暑の影響…

夏のスポーツの定番・プールを楽しむ人がいましたが、そのプールの水の温度を測ってみると測ってみると…33.5℃くらいありました。

【新潟市開発公社 下山スポーツセンター 小泉智史さん】
「普段の夏よりも、これだけ外気温が高いと、プールの温度も高め」

下山スポーツセンターのプールの水は阿賀野川から取水する浄水場の水を利用していますが、阿賀野川の水温の8月の平均は26.4℃で、過去5年の平均と比べて2・5℃高くなっているのです。

【小4】「温かい」
【東区 40代】「温かくて、プールに入る分にはいいですけど、びっくりです」【北区 70代】「温水じゃないですか。そういう風に思って入ってくるから、ちょっと水が温かいんだなという感じ」

このプールは冷房がないため、換気はしているものの、室温は水温と同じ33℃。施設では、利用中の体調管理の徹底を呼び掛けています。

【新潟市開発公社 下山スポーツセンター 小泉智史さん】
「これだけ水温が高いと泳いでる方とか遊んでる方、『熱中症のリスク』が非常に高くなります。こまめな水分補給や休憩などをしていただくように注意はしています」

新潟市は今後も気温の高い状態が続く見込みで、水道水やプールが冷えるまでにはもうしばらく時間がかかりそうです。

なお新潟市水道局によりますと、水温は上がっていますが、水質には影響はないということです。また蛇口をひねってすぐは、特にぬるい水が出ますが、しばらく出し続けると冷たくなるということです。