秋篠宮妃紀子さまは、研究者が出産や育児によって中断していた研究に復帰するのを支援する交流会に出席し、女性研究者と懇談されました。

きょう午後1時すぎ、紀子さまは東京・港区の明治記念館で、日本学術振興会が主催する「特別研究員-RPD制度」の交流会に出席されました。

「RPD制度」は自然科学などの分野の研究員が出産や育児で中断した研究に復帰するのを支援する制度で、3年間、月額およそ36万円を支給するものです。

子どもを持つ女性研究者と懇談した紀子さまは、「きょう子どもを託児施設に預けられた方はいらっしゃいますか?」と尋ねたり、「これからも研究を続けてください」と励まされていたということです。

紀子さまは日本学術振興会の名誉特別研究員を務めていて、この交流会には2007年以来、毎回出席されています。