夏休みの子どもたちにお菓子でできた工芸品を楽しんでもらおうという恒例の工芸菓子展が岡山市北区で始まりました。

枝の上で身を寄せ合う小鳥や、南米に住むカラフルなインコ。どちらもすべてお菓子の工芸品です。吉兆庵美術館で始まった企画展では、「鳥」をテーマに砂糖・米粉・白あんを使ってつくられた工芸菓子約370点が展示されています。

色や厚みの違う200枚以上の羽で再現されたカルガモです。今にも動き出しそうな色鮮やかな和菓子を目で楽しむことができます。

(源吉兆庵工芸室 赤澤和幸さん)「実際お菓子なんですけど、細部にこだわっていますので、食べるだけじゃなくて見て楽しいというのも、ぜひ知っていただきたい」

「お菓子でできた世界の色トリどり鳥展」は、岡山市北区の吉兆庵美術館で今月29日まで開かれています。