大分トリニータの主力キーパー高木駿選手がJ1の札幌へ、シーズン途中で完全移籍することが16日、発表されました。

J1札幌への移籍を発表した高木駿選手(34)は16日、大分フットボールクラブの小澤社長とともに会見に臨みました。

(GK・高木駿選手)「僕を成長させてくれたのはもうこのクラブだなというのはすごく感じています。もうトリニータのサポーターは本当に大好きでした」

高木選手は2017年からトリニータに所属し、翌年、片野坂監督の元J1昇格に貢献。守護神として昨シーズンまでリーグ戦152試合に出場しました。

直前の試合では9試合ぶりの無失点で勝利に貢献した高木選手のシーズン途中の移籍について、小沢社長は「慰留したが、彼の貢献と挑戦への思いに対して、苦渋の決断だが送り出すことにした」と話しました。

高木選手は移籍を前に17日、午後6時半から練習場でサポーターに直接あいさつする予定です。