昨夜(16日)から岡山・香川では断続的に雨が降り続いています。西日本では今後も局地的に激しい雨が予想されていて引き続き土砂災害などに警戒が必要です。

昨夜(16日)、岡山県では北部を中心に大雨が降り、鏡野町付近では午後7時までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったと見られています。

また、きょう(17日)午前10時半までの24時間雨量は、真庭市の下呰部で102.5ミリ、久世で74.5ミリを記録していて、連日の雨で地盤が緩み土砂災害の危険が高まっています。

きょう(17日)までに津山市阿波の林道落合線などで道路の陥没などがわかっていて、付近の民家では壁の崩落も確認されました。


(住民インタ)「石積みがあって壁で囲む感じだったけど、こんなところがいく(被害を受ける)とは思いませんでしたけどね」

「おる(家にいる)のが怖かったですね」

一方、山陽新幹線は雨の影響で17日始発から一部区間で運転を見合わせ、午前8時半過ぎに運転を再開しましたが、

午前9時時点で最大2時間前後の遅れが出ていてJR岡山駅では混雑が続いています。

(駅の利用者)「広島に行っていて、きのうここで足止めを食らって、今から東京に帰ります」

岡山・香川では断続的に雨が降り続くと見られていて、大雨警報が岡山県の北部と香川県の西部を中心に出されているほか、高齢者等避難が津山市の加茂・阿波地域、また観音寺市などに。避難指示が善通寺市大麻町に出されていて雨への警戒が必要です。