高騰しているガソリン価格についてです。
16日に発表された宮崎県内のレギュラーガソリンの1リットルあたりの平均価格は182.5円で、11週連続の値上がりとなっています。

(廣末圭治記者)
「高騰しているガソリン価格。こうした中、ドライバーの給油の仕方にも変化が見られています」

石油情報センターによりますと、今月14日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり182.5円で、前の週より0.1円値上がりしました。

県内では11週連続の値上がりとなっていて、今月に入ってからは180円台が続いています。

また、ハイオクは、今月14日時点で193.7円と、2008年8月に記録した過去最高の194.4円に次いで2番目の高値となっています。

高騰が続くガソリン価格にドライバーは・・・

(利用客)
「小分けに今ガソリンを入れている。2000円とか3000円とか、10リットル20リットルとか。そんな感じで今入れている」
「(仕事は)牛乳の配達。もう(ガソリンを)入れないと走らないから。仕事をしているものですから。だからどうしても使いますよね」
「すごく家計に打撃を受けて、もう本当に大変ですね」

頭を悩ませているのはガソリンスタンド側も・・・

(衛藤商店セルフ清武給油所 湯地康伸所長)
「値段が上がってくると、皆さん買い控えや節約とかするので、販売量自体が減ってくる流れになると思う。1円でも安くお客様にご提供したいという方針でやっているので、喜んでいただけるように頑張ってはいるが、なかなか限界がある」

ガソリン価格の高騰は、政府が石油の元売り会社に支給している補助金を段階的に縮小していることが背景にあり、石油情報センターによりますと、9月末に補助金が終了したあとは、レギュラーガソリンが1リットルあたり200円台になる可能性もあるということです。

今後も続くと予想されるガソリン価格の高騰。私たちの家計を直撃しています。